【5分で解決】失敗しない表札選び
- bracebloga1
- 11 分前
- 読了時間: 9分
個性を魅せる「家の顔」とデザインの悩み
表札は単なる名札ではありません。
そのおうちにお住まいの方がどんなご家族なのかまで想像させる、
最もご家族の「個性」を演出できるエクステリアです。
だからこそ、表札にはしっかり時間をかけてこだわり、長く愛せる商品を選びたいもの。
しかし、昔ながらのフルネーム表記から、モチーフ、トレンド、ライティングなど…
お客様のデザインのお悩みは多岐にわたります。
今回は、デザインと防犯性向上の両立をテーマに、
失敗しない表札選びの方法についてお伝えしたいと思います。
■防犯性と両立!最新トレンド「読みにくさ」の理由
近年の防犯意識の高まりは、表札の表記方法に大きな変化をもたらしました。
かつては木彫りの表札にフルネーム表記が主流でしたが、
昨今では表札に過度な個人情報を載せないことが当たり前に。
その分、デザインで個性を出し、ペットのモチーフを取り入れる、カフェの看板風など
「遊び」の要素が多くなってきました。
昨今、多彩なデザインの中で
特に20~30代の若い世代のお客様からオーダーが増えているのは
アルファベットの筆記体デザインです。

人気の理由 ①防犯性
Googleマップのストリートビューなどでパッと見、
文字が読み取りにくいデザインが良い!
という令和らしい意見が。
人気の理由 ②デザイン性
線の細い繊細な筆記体は、インダストリアルやジャパンディなどの
きれい目デザインと相性抜群。
黒やグレーの門柱に、くすんだシルバーや真鍮カラーの表札の組み合わせは
とても人気があります。
人気の理由 ③実用性
読み間違いやすい難読・珍しい苗字の方も、
アルファベット表記を選ぶことで、
郵便物などの読み間違いを防げるという意外と実用的なメリットがあります。
「アルファベットなら名前が目立たなくていい」というご意見も…
■漢字デザイン・番地のみデザインという選択肢
❶和風のお家には…漢字デザイン!
王道ですがやっぱり漢字がおすすめ。
格子のデザインなら表札裏からのライティングや、
焼き物、槌目なども相性抜群。
あえて縦長のモデルなど個性的でモダンな商品もありますよ。

❷防犯性最優先なら…番地のみデザイン!
お名前を出したくない方は、番地のみのデザインを選ぶという選択肢もあります。
ただし、宅配業者などが家を特定できない場合がある点は
デメリットとして考慮しましょう。
表札のお名前とは別にワンポイントとして取付するのもかわいいですね。


■ DIYで取付できる?2大チェックポイント
お好みの商品を見つけても、門柱や壁に取付が出来るかどうかは重要なポイント。
DIYで取付をしたい方に必ず確認していただきたいのは
「取り付け」に関する以下の2点です。
1. 取付方法と下地素材(DIYで出来るかどうか)
希望の表札が「シール・接着剤タイプ」か「アンカー(ネジ)で固定するタイプ」かを確認してください。
シール・接着剤タイプの場合:
誰でも簡単に取付が可能です。しっかりと水平を取って取付しましょう。
養生テープなどで予め位置を出してから挑むと失敗しにくいです。

ボルトタイプの場合:
門柱などの取付位置に穴を開ける工具が必要です。
また、アルミ製の柱や機能門柱ではアンカーが効かない可能性があります。
この場合は工務店へご相談いただいた方が安心です。

商品選びの際は、必ず取り付け説明書なども探してみて ご自身での設置が可能かどうかを確認しておきましょう。
ご自身で購入した表札の取り付けで自信がない…
買ってみたけど取付出来なかった…
といった場合でも、弊社は取付だけでも請け負いますので遠慮なくご相談ください。
2. 商品の「実寸」と「アンカーの位置」
これは見落としやすい「あるある」なポイントです。
アンカーの位置確認:
イメージでは大きさも位置もデザインもイメージピッタリに見えても、
アンカーの位置に固定できる下地がない、というパターンがあります。
レイアウト(メーカーさんに作ってもらえる最終イメージ図)で
アンカーの位置を必ず確認してください。
枕木など細い門柱の場合は特に注意が必要です。
凹みとのバランス:
ニッチや機能門柱のように表札のところだけ凹んだ門柱の場合、
表札の縦幅・横幅が凹みに納まるか、かっこよく見えるかという
バランスも見落とさないでください。
■ 夜の演出 「光らせる」選択
夜間の視認性、デザイン性、防犯性の向上のためのライティングがさらにおすすめです。
玄関まわりというお家の「顔」に対して
是非取り入れていただきたい「お化粧」がライティングです。
最近はライティングに対し補助金が下りる自治体もあるようですので
表札まわりにも上手く取り入れて、夜間の演出にも挑戦してみてください。
照度センサーを挟めば、暗くなると自動で点灯し、
明るくなると消える設定ができます。
スイッチ操作も不要で思っているよりも楽に管理できますよ。
表札まわりの光らせ方でオーソドックスなのは以下の3つ。
①LED内蔵表札
表札が最もかっこよく見える位置にライトが仕込まれており、仕上がりがきれいです。
表札の裏から光ってくれたり、表札自体が光ったり…。
門柱の質感もかっこよく、美しく格式を底上げしてくれます。

②スポットライト
下から照らすスポットライトは防犯性の向上が最も期待できます。
門柱や植栽全体をセットで照らすと、ホテルのような立体的な演出が可能です。
土に突き刺して固定する商品が多いのですが、
ライトが倒れて違うところを照らしてしまっているお家をよく見かけます。
時々光の当たっている向きをチェックしておきましょう。

③ラインライト
ニッチに仕込んで表札を照らす技あり照明です。
高級感があり、光も表札だけを照らすので品があります。
人気の浮き階段と合わせてコーディネートすると、
一体感があり、完成された玄関まわりになります。

【新築外構工事をご検討中の方は、将来のための配線準備を◎】
あまり目立ちたくないので光らせたくない。
予算削減のために門灯を省いてしまおう。
という選択をされる方もたくさんおられます。
しかし、後から「ライティングすればよかった」と
後悔される方のご相談が多いのもやっぱり事実です。
絶対に100%ライティングはしない!!
という強い気持ちでないのであれば
現時点ではライティングの予定がなくても、
工務店の方に「門柱の中に配線(電源)だけ引っ張っておいてください」と
伝えておくことをおすすめします。
一度門柱を建ててしまうと、
後から配線を引き直すのには手間と費用がかかってしまいますし、
せっかくのお気に入りの門柱を配線の為につぶしてやり替えるのは心が痛みます。
工務店の方に、よく相談をして将来的な選択肢を残しておきましょう。
■ こんな表札あります! 品質?個性的?おすすめ表札 3選
BracEの営業の一人が、何年も熱い気持ちでぶっちぎりでおすすめしています。

メンテナンスの楽さ ★★★★★
おしゃれさ・流行 ★★★★★
読みにくさ(防犯性) ★★★☆☆
ライティング × ライトで照らしてください。
「錆だれ」をご存じでしょうか?
古くなった表札やポストの角から茶色く垂れてしまう錆の雫の垂れた痕のことです。
錆だれは一度付着すると落とすのが難しく、
門柱の塗り直しを検討することがほとんどです。
しかし、ディーズガーデンの表札なら10年経過してもほとんど錆だれが見られません。
実際にそういった例を何度も確認しており、品質面で非常に優れていることは事実です。
兵庫県で分かりやすい例ですと、
神戸国際会館の外装品にも採用されており、
その品質は折り紙付きです。
K-01は、万年筆で書いたようなインクだまりの痕が表現された筆記体の表札です。
実際のカフェの看板をモチーフに作られており、
4つのサイズ展開と3つのカラー展開で
どんなお家でもしっかりとおしゃれに演出してくれますよ。
お名前のアルファベット表記が長い方には特におすすめ!(仕上がりがかっこいいので!)

オンリーワン ★★★★★
職人技が光る ★★★★★
読みにくさ(防犯性) ☆☆☆☆☆(すごく読みやすい)
ライティング △ 単体では光らないけど奥から光らせる方法はあります。
繊細なレーザーカットで作られた文様が美しく、
縦型にも横型にもオーダーできるモデルです。
アルファベット、漢字とも文字のデザインが可能ですが
和の文様がポイントですので、やはり和風のお家におすすめのモデルです。
丸三タカギの表札は独自の塗装技術により、
表面にリアルな錆が表現されており、
錆の表現だけで37種類も用意されています。
モダネスト以外にもおしゃれで個性際立つ商品が多く
オンリーワンな表札を目指したい方はぜひチェックしてみてほしいメーカーさんです!

プライバシー保護(防犯性) ★★★★☆(苗字を表示しないモデルもある)
職人技が光る ★★★★★
個性的 ★★★☆☆
ライティング × ライトで照らしてください。
個性的すぎる表札の数々がSNSでバズり既に有名な
美濃クラフトの名だたる製品の中では隠れた名品かもしれません。
繊細なレーザーカット技術でぎりぎりまで攻めた文様がかわいい、
住所だけを表示できる新しいタイプの表札です。
ポストの近くにコロンと置いてもかわいいですよ。
まとめ:表札選びは理想のデザインとセキュリティを
表札は、デザイン、防犯性、そして日々の利便性という複数の視点から
バランスよく検討すべき、エクステリアの最終パーツです。
今回の記事を参考に、表札選びを楽しんで
おうちにぴったりな表札を見つけてみてくださいね。
素敵なお写真をお借りいたしました。
LIXIL様、丸三タカギ様、美濃クラフト様、福彫様、傳來工房様
次回予告:
三協立山アルミさんの工場を見学!
あまり知ることのできない裏側をレポートします。
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